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Brain & Nervous System
幹細胞培養上清液に含まれる成分が、脳や神経の領域でどのように研究されているのか。当院の考え方と、対象疾患ごとの解説をまとめています。
Our stance
脳や神経の領域は、一度の処置で完結する性質のものではないと考えられています。当院では、ご自宅で行える点鼻を基本に、患者様の状態やご事情に合わせてクリニックでの点滴投与・水素療法を組み合わせ、無理なく継続していただくことを重視しています。
Mechanism
一般に、幹細胞培養上清液には数百種類の成長因子・サイトカインや、情報伝達物質であるエクソソームが含まれるとされています。脳・神経の領域では、これらについて次のような働きが研究されています。
※これらは一般的な作用機序に関する説明であり、特定の疾患への効果を保証するものではありません。
Evidence
当院が採用する骨髄由来幹細胞(BM-MSC)の上清液は、エクソソーム専門の独立解析機関であるテオリアサイエンス株式会社による第三者解析で、エクソソーム数・miRNA・成長因子が定量されています。「どの成分が、どれだけ含まれるか」が数値で示されている点が特徴です。
Nose to Brain
脳には、有害な物質から神経を守る「血液脳関門(BBB)」という関所があります。この関門は非常に優秀な一方で、静脈注射や飲み薬で取り入れた多くの成分も、脳に届く前に通せんぼしてしまうという難しさがあります。脳・神経の領域で「どう届けるか」が大きな課題とされてきたのは、このためです。
鼻の奥の上部(嗅上皮)には嗅神経や三叉神経が分布しており、これらの神経に沿って、血液脳関門を介さずに脳・中枢神経へ直接届きうる経路(nose-to-brain)が存在することが確認されています。幹細胞培養上清液に含まれるエクソソームや成長因子を、この経路からアプローチすることが研究されています。
当院が点鼻を軸にしているのは、この「脳へ届きうる経路」であることに加え、針を使わず痛みがなく、ご自宅で無理なく続けられるという利点があるためです。脳・神経の領域は継続が何より大切と考えているため、続けやすさも重視しています。
脳への到達効率の比較 (イメージ)
投与経路による、脳への届きやすさの考え方を示したものです。
点鼻投与は、血液脳関門(BBB)を回避できるため、より多くの成分が脳に到達しうると考えられています。
*nose-to-brain経路は研究が進められている段階で、到達性には分子の大きさや個人差などの要因が関わるとされています。特定の疾患への効果を保証するものではありません。
Conditions
Flow